Call to Action: 「魔法の9ワードメールメッセージで、重要な潜在顧客を甦らせます!」

アメリカの有名マーケターDean Jackson氏の広告をケーススタディに、見込み客を自社サイトへ誘導するノウハウをご紹介いたします。

先週Squeeze PageについてBlogを投稿させていただきました。

Squeeze Page (スクイーズページ)って聞いたことありますか?

こういったサイトの仕組みをDirect Response Marketing (ダイレクト レスポンスマーケティング) といい、広告を発信した相手からなんらかのリアクションをもらう仕組みです。

どういう仕組みになっているか前回に引き続きDean Jackson氏の広告でご説明します。

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この記事を読み終えると一番下に
Here Are 3 Easy Ways To Get a Free Copy of Email Mastery! とあります。

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「記事を読んで興味を持った読者は電話かメールもしくはテキストメッセージでアクセスしてください。そうしたら無料レポートが入手できます!」と書かれています。
広告主は、この記事からSqueeze Pageへの誘導を行っています。
また、細かい話になりますが、3 Easy Ways(3種類の簡単な方法)があることが非常に重要です。

コンタクトの方法が複数あることでより広い読者に対応しています。

  • メールだけであればパソコンが苦手な人には不親切…
  •  忙しい人にしてみれば電話一本で資料請求が出来てしまうのはとても便利…
  •  電話は留守番電話対応になっており、誰かと話すのはちょっと億劫だけどメッセージを残すだけなら!と気軽にコンタクトできる。

こういった細やかな工夫で入口を大きく広げる、これがより多くの見込み客を誘導する重要なポイントです。

Direct Response Marketingは、中小企業で実践しやすく、効果が得られやすい手法です。
たくさんの広告費があればマクドナルドやアップル、コカ・コーラといった大企業のようにCMや雑誌や新聞の大きな広告欄を買ってばんばん発信することが可能ですが、中小企業の多くはそのような予算はありません。
Direct Response Marketingは、お金がかからないツール(Blogやダイレクトメール、SNS)を使って自社にあった見込み顧客に対して独自の戦略を立てることが可能です。

では、実際にBlogを発信した、広告を出したとします。
いかに多くの見込み客に反応してもらうために重要なことは何か?

それは、キャッチコピーです。

まずは見出しに興味を持ってもらわなければ、全体に目を通そうという気持ちになりません。
キャッチコピーに広告制作の労力の8割を費やすべきといっても過言ではありません。

先日のBlog「クリックして読みたくなるニュースリリースの見出しとは?」でも触れさせていただいていますが、日本企業では見出し、キャッチコピーがあまり重要視されていない傾向があり、本当に残念です。

内容は素晴らしいものであっても、入口に興味を持たせなければそれはただの紙同然です。

Dean Jackson氏の広告の見出しはどうなっているか?

An Amazing 9-Word Email That Revives Dead Leads…

AnAmazing9-wordEmail3

「魔法の9ワードメールメッセージで、重要な潜在顧客を甦らせます!」
そんな魔法のメール、あったら絶対欲しいですよね。

本文も第一段落、第二段落が勝負です。
(詳細は「逆ピラミッドの法則」でご説明させていただいております)

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「起業して90日以上たっていれば、収益を上げるチャンスをみなさんが持っています。
9カ月以内に成約した顧客は全体の15%。残りの85%は見込み客としてデータベースに残るのですが、これをフォローアップすることで18カ月以内に顧客として獲得できます。でも、それがなかなかできていないのが現状ですよね。」と言っています。

潜在的な可能性と具体的なデータを上げることで読者にイメージを持たせています。
(読者にイメージ持たせることの重要性やコツは「Plain English -Part 6- 日本語のライティングでも使えるPlain Englishのガイドライン」をご覧ください!)

手元にあって有効に使われていない顧客リスト。
これをどうやって見込み客から顧客にするのか、考える時間も対応する時間もないビジネスマンにしてみたら無料でノウハウが入手できると聞いたら飛びついてしまいます。
答えを求めて記事全体をどんどん読み込んで行くのです。

見出しと本文に興味を引く魅力的な言葉を、潜在顧客の目線で時間をかけて、たくさん盛り込んでみてください。
難しいことではありません。
自分が欲しい、知りたいと思うポイントを盛り込めばいいだけです。
そうすることで、読者は全文を読み切り、そして反応 = コンタクトをとりたいという気持ちになるのです。

We tell your story to the world!!

 


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Eric Jackson エリック ジャクソン

AdviserOne World Link Inc.
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