安倍新内閣発足
「1億総活躍担当」の英訳が海外メディアで物議をかもす

1億総活躍担当

 世界に情報発信するのであれば、日本語だけでなく英語に翻訳されたときのことも考えましょう。

 

10月8日のThe Wall Street Journalの記事の見出しに思わず目をとめました。

Lost in Translation: ‘100 Million’ Minister to Drive Abenomics 2.0
(失われた翻訳:「1億人」大臣がアベノミクス2.0を動かす)
ここでいうDriveは、走らせるという意味と、迷走させるということをかけているニュアンスを表現しています。

 

失われた翻訳

10月7日に第3次安倍内閣が発足されました。

加藤大臣が任命された「1億総活躍担当」。
日本語でも職務の内容が分りにくいという話を耳にしますが、英語ではそれ以上にどう翻訳するかについて議論されています。

大変僭越ではありますが、Lost in Translationとまで言われてしまった The Wall Street Journal の記事について
今日はブログを書かせていただきました。 Continue reading “安倍新内閣発足
「1億総活躍担当」の英訳が海外メディアで物議をかもす”

ビジネスチャンスを惹きつける話し方のコツ

Speaking-with-Passion

声に秘められた情報とは?

 

話し方や声のトーンから、話者の人となりがなんとなくわかってしまうのは、普段の生活で実感することも多いですよね。
声やボディランゲージは、プレゼンテーションやスピーチ、様々なビジネスシーンで、必ず考慮すべき部分です 。

例えば米国のオバマ大統領。
権力のある人物のスピーチは、さすが貫禄のある話し方ですよね。

では、スピーチが上手な人が権力を手にするのか、権力を手にすると、話し方が変わっていくのか?

この疑問に答えることができるPsychological Scienceが実施した研究の結果がForbes に掲載されていました。
グローバルにご活躍する皆様にはぜひご紹介したいと思ったのでお届けいたします!

 

自分が重要な役割であると信じることで、声のトーンは変わる

この実験では、「権力がある」役割を与えられた被験者と、「権力がない」役割を与えられた被験者の声にどのような変化があるか調べています。
161人の大学生を対象に、台本を音読するように指示し、録音します。
その次に、交渉の場を想定したロールプレーで、生徒を様々な情報を知っている「重要な」役割と、何もしらない「重要でない」役割に振り分けます。
その後、被験者はそれぞれのポジションを想定しながら、続きの段落を音読し、録音します。

つまり、一方の被験者は、「自分に権力がある」と想像しており、もう一方は、「自分には権力がない」と想像して、2度目のスクリプトを読んだのです。
その結果、2つのグループの発話者の声のトーンに違いがあることがわかりました。
重要な立場を与えられた人の声の高さは高くなります。
全体として、声の大きさのばらつきがみらえますが、高さのばらつきが減少しました。
重要でない立場に割り振られた被験者は、ソフトに話し、全体として声の大きさのばらつきは少ないものでした。

しかも、その声の印象の違いは、簡単に聞き分けることができることもわかりました。
実験の内容を知らない学生が、録音を聞き、どの読み手に権力があって、どの読み手に権力がないのかを聞くと、正解率が非常に高かったのです。


プレゼンや重要な交渉の前に、自己暗示をかける!

リスナーは、話し手の声のトーンの変化に敏感です。
しかも、声のトーンで権力のある人物であるのかどうかがわかるのですから、声はとても強力な情報源であることがわかりますよね。

重要なプレゼンがある場合、自分が重要でパワフルであると想定して臨んでください。
自信にあふれるしゃべる方が、あなたのプレゼンが「重要である」ことをオーディエンスに伝えることができます。

IRのベスト・プラクティスとしてご紹介させていただいたPotashCorp社 のプレジデントのスピーチも印象的でした。
マーケット不調の為、大幅な人員削減を行うことになったリリースをプレジデント自身で動画発信しています。
実際の動画はこちらでご覧いただけます。
http://www.potashcorp.com/news/1782/

ゆっくりとした明確な力強い口調で、ステークホルダーに向かってまっすぐに語りかけています。
普通であれば、会社の経営状況が危ういと株主、従業員、そしてその家族が不安になるようなニュースです。
しかし、プレジデントのこのスピーチは彼らに安心と信頼を与えたでしょう。
これこそビジネス戦略の一つです。

ちなみに、ビジネスで成功するために、いかに体の姿勢が重要であることを紹介している、再生回数が2000万回を超えるAmy Cuddy氏のTEDの超人気トークがあります。

実際の動画はこちらでご覧いただけます。
http://www.ted.com/talks/amy_cuddy_your_body_language_shapes_who_you_are

ボディランゲージや姿勢を変えることで、脳の化学物質が変わり、自信がなくても自信がでてくるというのですから、声やボディランゲージの奥の深さがわかります。

ボディランゲージや声のトーンを変えることは、ただの自己表現力に留まらない、重要なビジネス戦略の一つです。

すぐに実践してみましょう!
参考サイト:
http://www.forbes.com/sites/kateashford/2014/11/26/more-powerful/?utm_campaign=Forbes&utm_source=FBPAGE&utm_medium=social&utm_channel=Investing&linkId=10894277

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翻訳 vs. コミュニケーション
偉大なイノベーションを世界に発信する真のコミュニケーション

Innovation Weekendから学ぶ、世界の壁と言葉の壁

サンブリッジベンチャーズが主催し、日本・米国・英国の11の将来有望なスタートアップ企業が参加したInnovation Weekendが東京で開催されました。

世界各地で開催されたInnovation Weekendでの優勝と準優勝したスタートアップ企業が一同に介した東京での決勝戦。

「Be global, or die local」(日本語に置き換えと「世界へ行くか、現状で終わるか!?小さくまとまらず、世界に羽ばたこう!」るといったところでしょうか)といったコンセプトを掲げたこのInnovation Weekend。
世界中から集まるイノベーションが刺激しあうことで、更に新たなイノベーションが生まれていくことは、素晴らしいですよね!

Innovation Weekendの詳細については、こちらのリンクからご覧ください。

「Be global, or die local」をコンセプトのもとに東京で開催されたこのイベントで、選ばれた上位3位は、実はすべて日本のスタートアップ企業。
特別賞に選ばれた米国のFitnessCubed社は、開催者側の選考による受賞でした。

私が非常に興味を持ったのは、この審査結果とその背景です。
英語圏のプレゼンテーターには、日本語での翻訳、通訳が付けられたようなのですが、どうもプレゼンの核心が、日本人聴講者誰一人として伝わっていなかったようなのです。
そのため、日本のスタートアップ企業ばかりが選ばれたのでは?と、開催者サイドのフラストレーションが記事中であらわになっています。

もちろん、聴衆者が日本人である場合、日本の文化にあったサービス、製品が好まれるのも納得です(たとえば、身体を鍛えることは、欧米のビジネスマンには常識ですが、日本のビジネスマンにとっては、欧米人ほど重要視していませんよね)。
しかし、プレゼンの言語と作法が違うという理由で、日本語圏以外の参加者のハンディが大きくなることは、プレゼンする側にとっても、聴講者側にとっても大きな損失です。

ただの通訳・翻訳とコミュニケーションの根本的な違い

通訳者がいたにも拘らず、プレゼンの内容が理解してもらえないなんて通訳がうまくいかなかったのでは?と思う方もいるかもしれません。
しかし実際は、オリジナル言語(英語)からターゲット言語(日本語)に、単純に言葉が訳されれば通じるというわけではないのです。

プレゼンテーションのコツについては、弊社の過去のblogでも詳しくご紹介しきました。(下記が関連記事です。)

Facebook、LinkedIn、Amazonが、社内でのパワーポイントの使用を禁止
TEDTalksキュレーターが教える、人生を変えるプレゼンの秘密
TEDtalks直伝、そのまま使えるプレゼンテーションのコツ

プレゼンテーションは、言葉の選び方、しゃべり方、ボディランゲージ、時代背景や文化など、すべてに相互関係が発生する、発信者と聴衆者の「心と心のコミュニケーション」です。

自社ビジネスを賭けてのプレゼンテーション。
きっと多くの時間と労力を費やして準備したことと思います。
しかし、他の言語に翻訳、通訳する場合、単純に翻訳、通訳すれば伝わるという概念は大きな誤解です。
常に、ターゲット言語で読む、聴く、聴衆者の文化や背景までをしっかり理解し、翻訳や通訳をしてもらうにはどうしたら良いのか、という考えを常に持ち続けることが重要なのです。

もちろんこれは、翻訳、通訳を委託されるベンダー側にも言えることであり、発注側と受注側、双方が同じ意識を持つことが、「心と心が通い合うコミュニケーション」を生み出すもっとも重要な要素なのです。

言葉と文化の壁に遮られることなく、世界中の国から集まったイノベーションが、切磋琢磨できる、そんな日本のビジネスシーンをつくることが、私の夢でもあります。

ビジネスのコミュニケーションをお手伝いするだけではなく、少しずつ、世界の「当たり前」や、新しいトレンドを皆さまにご紹介し、日本の真のグローバル化に貢献していきたいと考えております。

Innovation Weekend入賞 スタートアップ企業

今回の入賞したスタートアップ企業上位3位をご紹介しますね。

優勝:

Sciementサイアメント (イノベーションウィークエンド・東京勝者 医療用アニメーション)

http://www.sciement.com/about.html

聴衆を魅了したのが、この医療用アニメーション。
病気や怪我を煩って、自分の身体状態が不安な患者に、特別な知識を必要とせずに、人体の構造や、病気や外傷などによる影響を視覚化して説明することができます。現在まだビジネスモデルが確立されていない段階ではありますが、今後収益化していくために、MRIのデータと3D印刷を利用して、臓器モデルなどを作成することを検討しています。
詳しくは下記リンクを見てみてくださいね。

Sciement uses 3D animation to explain medical problems

2位:

Loupe (日本:小中高教師向けソーシャルネットワーキング)

AgIC (日本:回路基板プリント)

特別賞:

FitnessCubed (ボストン:エクササイズマシーン)

日本にも世界で通用するたくさんのサービス、商品がまだまだ存在していると思います。

 

今回のイベントのコンセプト、「be global or die local」ではないですが、ぜひ、日本ではなく、世界で勝負を!
そしてまずは日本ではなく、まずは世界から!という意識が、スタートアップ企業でも実現できるよう、グローバルコミュニケーションの分野で、iinetto はお役に立ちたい、そう思っております!

 

引用元:TECHINASIA
11 startups came to Tokyo for Innovation Weekend’s grand finale. Here are the winners
https://www.techinasia.com/innovation-weekend-grand-finale-tokyo-2014/

 

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