インベスターリレーションズ
北米の最新トレンド

IR Magazine Awards

インベスターリレーションズ関連の大手ウェブサイトIR Magazineが2015年のアワードを発表

 

アニュアルレポート制作の季節がやってきました。
いよいよ企画も大詰めに入り、頭を悩ませているIRご担当者様も多いのではないでしょうか。

インベスターリレーションズ関連の大手ウェブサイトIR Magazine で、IR Magazine Awards – Canada 2015の受賞企業が発表されました。

北米を中心にインベスターリレーションズのベストプラクティスを、プロが独自のリサーチを行い該当企業を選定しています。
貴社のウェブサイトやアニュアルレポートの企画、デザイン、構成のご参考にされてはいかがでしょうか。 “インベスターリレーションズ
北米の最新トレンド” の
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ジョンソン&ジョンソンから学ぶクライシス・マネジメント

毒物混入事件から奇跡的に業界トップに返り咲いた、ジョンソン&ジョンソンの秘密

 

ビジネスには失敗がつきもの。
どんなに成功して見えるビジネスも実は数多い失敗を重ねた結果であることは、グローバルビジネスに携わっている皆さまであればご経験済みですよね。

失敗が起きないように様々な対策をとっても、それでも失敗は例外なく起きます。
では、会社の存続を危ぶませるような大きな失敗が起こってしまった場合、どのように対処すべきか?
危機に直面した時こそ、危機管理の担当部署や、経営層のマネージメントの力量が試されます。そして、それによって企業イメージに対するダメージの度合いは大きく変わってきます。
時には、企業のイメージをアップさせる、ビッグチャンスにさえ変えることもあるのです。

失敗をチャンスに変えるために重要な役割を果たすのが、「クライシスマネジメント(危機管理)」そして「パブリックリレーション」です。

クライシスマネジメントに更に詳しく説明されているサイトがありますのでご参考まで
ニュートン・コンサルティング株式会社
クライシスマネジメント(危機管理)
http://www.newton-consulting.co.jp/bcmnavi/glossary/crisis_m.htm

今回は、クライシスマネジメント(危機管理)の成功事例としてもっとも有名な、ジョンソン&ジョンソンの「タイレノール毒物混入死亡事件」をご紹介させていただきます。

この事件は32年前の1982年に起きた事件ですが、ジョンソン&ジョンソン社の対応は今でも語り継がれ、企業のケーススタディとしても多く紹介されています。

 

目先の損得勘定にとらわれない! 会社を守るために、消費者を一番に守る

“ジョンソン&ジョンソンから学ぶクライシス・マネジメント” の続きを読む

毎月約6000万人の訪問者数を獲得している、YouTubeに次ぐホスティングサービス「スライド・ シェア」

米国ユーザーは、ホワイトハウス、アメリカ航空宇宙局、世界経済フォーラム、ヒューレット・パッカード、IBM など超有名どころも

IR資料やマーケティング資料、一人でも多くの方に見ていただきたいですよね。
そのための様々なツールが欧米では日々開発されています。

日本ではまだあまりメジャーではありませんが、毎月約6000万人の訪問者を獲得しているスライド・シェアというホスティングサービスがあります。
YouTubeとの違いは、PowerPointやPDF、Keynote、LibreOfficeなどのプレゼンテーションファイルをアップするスライド版です。

なぜこのホスティングサービスを有名企業、団体が使うのか?

ちょっと前の記事になりますが、簡潔にまとまった記事がありましたのでポイントだけご紹介いたします!

SlideShare: 15 Reasons Why It Means Business
http://www.socialmediatoday.com/content/slideshare-15-reasons-why-it-means-business

1. ユーザーの質の高さ
他のソーシャルメディアに比べ、企業ユーザーが多いです。ビジネス用にも使用するケースが多い、ということですね。
2. ROI
スライド・シェアからROIを割り出すための情報提供をしてくれる
3. リード生成
プロ版にすると、セールス角度の高い顧客リストを作成するための仕様変更ができる
4.分析
たった月19ドル支払うだけで、トラフィックや使用キーワードを閲覧できる分析サービスがある
5. インテグレーション
数回クリックするだけで、他のソーシャルメディアのプロフィール画面などに埋め込むことができる
6. 自社サイトへの埋め込み
YouTube同様、コピペの動作だけで自社サイトやブログに埋め込むことができてしまう。なんてユーザーフレンドリー!
7. 検索
サーチエンジンの機能がある。貴社の会社名を入力すると全てのコンテンツが一覧になって閲覧できます。
8. ダウンロード
なんと、全ての資料をダウンロードできてしまいます。
9. 信頼性の高さ
他のソーシャルメディアに比べ信頼性が高い
10. 価格
なんと月19ドル。かなり安価ですよね。

などなど、こんなにたくさんのベネフィットがあります。

IRでこれをうまく活用しているカナダの企業があります。
これまで何度かご紹介させていただいているPotashです。

実際のデータはこちらです。

スライド・シェアにアップすることで、約6000万人の訪問者に閲覧される可能性を広げるのです。これがオンラインの醍醐味ですよね。

日系企業では、IR資料をスライド・シェアにアップするなんて感覚はまだまだメジャーではないですが、新しい発信ツールの一つとして検討される日系企業も今後出てくるかもしれないですね。

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海外投資家が思わず手に取って読みたくなるアニュアルレポート 総集編を
【無料】でダウンロードいただけます!

貴社でもすぐに取り入れられる、アニュアルレポートの欧米のトレンドが盛りだくさんです。

これまで弊社Blogでアニュアルレポートのベスト・プラクティスについてシリーズでご紹介させていただきました。

アニュアルレポートの概念から、各コンテンツの欧米のトレンド、ケーススタディを交えた
情報盛りだくさんの情報を、ついに!レポートにまとめ無料で配信させていただきます。

コンテンツ概要

  • アニュアルレポートは、ストーリーを発信する最高の素材
  • 掲載内容のイロハ
  • 手にとって読みたいと思わせる表紙、印象を残す裏表紙
  • 短時間に効果的に貴社のストーリーを伝える技。 それがAt-a-Glance(アットアグランス)
  • スナップショットのように、一目ですぐわかる効果的で有益な 財務ハイライトの見せ方できていますか?
  • この人の経営に賭けてみたい!と思わせるトップメッセージ
  • 従業員もビジネスパートナーもベンダーもステークホルダー!
  • 機関投資家以外向けの任意ページ
  • 貴社のストーリーを発信する貴重なチャンス、しっかりと捕まえませんか?
  • 【参考】アニュアルポレートまめ知識

膨大な労力とコストをかけて制作されるアニュアルレポートなのであれば、
是非海外投資家の目にとまるようなレポートを作っていただきたい。

海外に進出される日本企業様にもっともっと効果的なコミュニケーションをとっていただたい、それが私の願いです。

日本に帰国し、様々な企業様とお付き合いをさせていただき、
日本には海外に負けない素晴らしい企業がたくさんあることをわたしは知っています。

だからこそ、もっともっとグローバルに活躍いただきたい。
海外の方にうまく発信していってほしいとせつに願っています。

アニュアルレポートは、海外マーケティングのツールとして活用できるレポートです。
是非、欧米トレンドを知っていただき、貴社の素晴らしさを上手に海外に発信して行きましょう。

ダウンロードはこちらから

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【監修者ご紹介】

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iinetto LLC Eric Jackson/エリック・ジャクソン
Chief Operating Officer (COO)
ブリガム・ヤング大学卒(修士号:会計学学士号:日本文学)
米国公認会計士

デロイトトウシュトーマツ(LA:会計士事務所 / 監査法人)の日系企業サービスグループにて監査。
会計士としての業務とは別に、日本語を流暢に操るアメリカ人社員の中で、ジャクソン氏はずば抜けて「うまい英語を書く」、「表現が面白い」と定評があり、創業者・故富田岩芳(とみた・いわお)氏の専属ライターとして富田氏の著書、スピーチ原稿等を担当、また、経営陣のためのセールス・プレゼンテーションの作成に従事。
IR専門翻訳会社の顧問として、2000年より上場企業の英文IR業務についてのコンサルティング、監修を行う。(述べ200社以上の上場企業の翻訳実績) IR協議会とのタイアップにて、上場企業向け、海外IR実務セミナーにて、講師担当。
現在、海外進出する、或いは欧米から日本へ進出する企業様向けのグローバルコミュニケーション&マーケティングサポートに従事。

 

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社会背景で異なる!?CSR(企業の社会的責任)の国別定義

貴社のCSRは企業価値創出型!?リスクマネジメント型!?フィロソフィー型!?

いよいよIRシリーズも大詰めとなりました。
先日、Facebookにご質問いただいたCSRレポートの重要性、意義についてご回答させていただきます。

まずは、CSRの概念について改めて整理しましょう。

CSR(Corporate social responsibility)の定義は今や、世界で様々な解釈と価値が生み出されています。

なぜ定義が多様化しているのか。

まず、CSRの定義を改めて確認しましょう。

CSR=企業の社会的責任
企業が事業活動において利益を優先するだけでなく、顧客、株主、従業員、取引先、地域社会などの様々なステークホルダー(コミュニティー)との関係を重視しながら果たす社会的責任。
引用元:http://kotobank.jp/word/CSR

キーワードとなっている「社会」や「コミュニティー」の背景は国や時代によって異なります。
例えば、アメリカであれば、多国籍な人種とコミュニティーを共にすることが当たり前であり、そうなると、日本とは全く背景の異なる社会的責任が求められます。
ヨーロッパであれば、EUが主導的にさまざまな基準を整備していることもあり、そもそも環境や労働に関する市民の意識が高い。
であれば、アメリカ基準とはまた違ったCSRが生まれてくるわけですね。

様々な企業形態や社会背景によって定義が異なるCSRですが、具体的には、どういった活動であるのか。

一つに、企業が団体や当局、アクティブストックホルダー(企業に何等かの意図をもって圧力をかける株主)を抑制するためにCSR活動を行うケース。

企業の経営層が製品やサービス以外で、世の中に対してどういった企業責任を果たせるのかを訴求して活動する、正にCSRの理想のケース。

僕は、個人的にこの二つの中間を支持します。

企業は、団体や当局などのコミュニティーと、上手に関わっていくことで事業を成功させることができます。
自然に余計なリスクを回避することにもつながります。

一方で、企業は、消費者にいい製品を届けようとするならば、ベンダーや取引先、仕入れ元なども重要です。食料品の会社であれば、倫理観があり、いい原料を使用している農家と取引したいですし、メーカーであれば品質管理を徹底している、健全経営が出来ているベンダーと取引をするべきでしょう。

両方を網羅できればそれは、企業にとって意味ある活動となります。

WikipediaでCSRを様々な角度から総括した、理解しやすいグラフィックを見つけたのでご紹介いたします。

csr1

3つの「価値」と「目的と社会への影響」、「企業にとってのベネフィット」に分けられています。

一番上は企業価値を生み出すCSR。
二番目はリスクマネージメントのCSR。
三番目は企業のフィロソフィーとしてのCSR。

本来のCSRとは企業価値を生み出すことで、はじめてその意味を生み出すと考えられています。
図を見てお分かりいただけるよう、企業価値を生み出すCSRは戦略的でインパクトも大きく、
資金調達の手段となる株価への影響も大きいのです。
企業は、事業本来の最終目的をサポートする、または直接的に結びつく手段で、
CSR活動を行うことが、最も意味があることと言えます。そのためには、戦略的な理由を明確にすべきであることが重要です。

例えば、弊社のようなマーケティング会社が、世の中の役にたつから、毎週ゴミ拾いをしました。
伐採されてはげ山になってしまった森林に苗木を植えるイベントを行いました。
これでは弊社の社会的責任を、弊社に関わるコミュニティーに果たせていません。
これは、CSRではなくただの慈善事業です。
戦略はそこになにもなく弊社が享受できるベネフィットは一時的な企業イメージの向上くらいでしょうか。

このようなケースが従来の日本では多くありましたが、現在はだいぶ改善されてきましたね。

それでは、海外でのCSRレポートの傾向とトレンド、ベスト・プラクティスを少しご紹介させていただきます。

ヨーロッパの企業ではCSR活動に非常に重きをおいている社会背景があるため、レポートの内容は細かく、分厚い傾向があります。
形態としては、実際のアニュアルレポートに統合されているものもありますし、個別発行しているケースもあります。

逆に、米企業ではほとんどがCSRレポートとアニュアルレポートは個別で発行されています。
主に米企業では、CSR活動について言及するセクションはアニュアルレポートの中でも少ないページ割です。

The Works Design Communicationsが2013年に発行したCSRレポートのベスト・プラクティスを纏めたものをご紹介します。

これは、企業がどういったCSRレポートを制作すべきか指針となる素晴らしいレポートだと思います。

CSR_The_Works_Design_Communication

もう一つ、実際のよいCSRレポートの例としてAgnico Eagle社の2010年のCSRレポートをご覧ください。

Agnico Eagle社はカナダで鉱業を経営する企業です。
かれらは持続可能性(サステナビリティ)と自然資源の保護に注力したCSR活動を行っています。
また、Agnico Eagle で働く従業員やそのコミュニティーを取り巻く人々の生活によい影響を与えているということにも重きをおき、それを発信し続けています。

内容にも少し触れてみましょう。

good_company
2010年、我々は2808百万円を従業員への賃金とベネフィットにより還元いたしました!

good_business

2010年、我々の業務を遂行するためのリソースとサプライの53%を現地のローカルサプライア―に還元しました。
我々の海外オペレーティングコストは総額6775百万ドルです。

good_employer

海外事業の現地スタッフおよびマネージャー層も含め、78.8%はローカル採用です。

それぞれのセクションで具体的なコストをいくら払ったのかを明示しています。
また次ぺージ以降には目的、経済へ影響を与えた具体的数値、そして最終目的である自社でどの程度、フィナンシャルパフォーマンスを出せたのか明記しています。

非常に戦略的で説得力のある、まさに理想のCSRレポートですね。

まずは、CSRの定義から理解し、貴社がどういった戦略で活動をされるのか、そこが重要なポイントです。
本Blogをご覧いただき、本来のCSRの意義をご理解いただき、いいCSRレポートを発信いただきたい、そう強く思います。
また、海外向けのCSRレポートの企画・制作でお悩みの方がいらっしゃればお気軽に、info@iinetto.com までお問い合わせください。

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英語ドラフトは下記よりご覧いただけます。

this is more about CSR than CSR reporting, but pretty good, I think.

Corporate social responsibility (CSR) is the subject of different interpretations and perceived value around the world.

The cynical interpretation is that companies use CSR to keep regulatory agencies and activist stockholders from interfering with their business. The optimistic interpretation is that corporate leadership has a deep awareness of the responsibility companies have to give to the world in ways beyond products and services.

I personally come down in the middle. If a company can do well in their business and do well for their communities and users at the same time, then why not? It makes sense that a company sources their products from healthy vendors who don’t use child labor. From farmers who use ethical and sustainable means of production. It makes sense that companies don’t sell their products to customers who are going to misuse the product to harm the world or gain profits from the unfortune of others.

A Wikipedia article on corporate social responsibility includes a very useful graphic that summarizes the different approaches.
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/67/CSR_framework_-_value1.jpg/800px-CSR_framework_-_value1.jpg

My thoughts on CSR is that it makes the most sense as value creation. I think companies should accomplish corporate social responsibility in a way that directly supports and aligns with business goals (and direct shareholder value).

The other two approaches are CSR for risk management (ensure compliance to avoid business interference by governments, etc.) and CSR as philanthropy (doing good for the sake of doing good).

I’m not going to say that these other two approaches are any less or more important than CSR for value, but I think companies are best served when they know and have a strategic reason for WHY they are pursuing CSR activities.

As different as the interpretations of CSR are, there are just as many different approaches to reporting. Companies in Europe tend to be very detailed in CSR reporting, whether the actual report is included in the annual report or published separately. In contrast, a relatively low percentage of U.S. companies publish separate CSR reports. Mainly, American companies have a small section in their annual reports referencing CSR activities.

The Works Design Communications published a CSR best practices report a few years ago that is particularly helpful in showing what leading companies are doing in their CSR reporting:
http://www.worksdesign.com/csr_pdf/pdf/The%20Works_CSR_reporting_summary.pdf

A fantastic example of a CSR report is the Agnico Eagle CSR report from 2010. Agnico Eagle is a Canadian company involved in mining, so they have a particular interest in CSR as it relates to sustainability and protecting natural resources. They also do a good job of showing the positive impact their business has on the lives the people who work at Agnico Eagle and the lives of people in the surrounding community.
http://beagnicoeagle.com/sites/default/files/pdf/AEM_2010%20CSR_v05_linked.pdf

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アニュアルレポート ベスト・プラクティス 
CEO メッセージ -Part 2-

Annual Report Best Practice Interview with the CEO

まずは、簡単なコツから。この二つで劇的に改善されるCEOメッセージ!

 

先週のBlog「カリスマ投資家ウォーレン・バフェットから学ぶ、トップメッセージのベスト・プラクティス」に引き続きCEO メッセージのベスト・プラクティスについてご紹介いたします。

本日はどんな企業様でも採用できるCEOメッセージを改善できるポイントを²点!

 

その1
CEOメッセージの写真

日本のアニュアルレポートで見る残念なCEOの写真例に、スーツとネクタイをかっちりしめ、動きのない無表情な写真があります。

ステークホルダーは何を知りたいと思いアニュアルレポートを手に取るでしょうか?
ステークホルダーは何を知りたいと思いCEOメッセージのセクションを開くでしょうか?

答えは、どんな人物がその企業をマネージメントをしているか。どんな人物がメッセージを発信しているのか。
それに尽きます。

これまでのBlogでもご説明させていただいてきましたが、「視覚」で読み手の興味をキャッチする、
「視覚」で読み手に訴えかける手法は最も入りやすく、読み手の思考に強く印象を残すことができる手法です。

ではどういった写真がベスト・プラクティスなのか?

こちらはadidas GROUP のアニュアルレポート CEOメッセージのセクションです。
CEOはネクタイをはずし、ラフな感じで机に腰かけ微笑んでいます。この人物がどういった人物なのか、
adidas 企業イメージがどういったものなのか、一目見たかんじわかりますよね。
とても好印象を持ちませんでしたか?

 

P56

例えば、これが投資銀行などのCEOであれば、攻めの姿勢を見せた威厳のあるイメージの写真にすることも
ステークホルダーにメッセージをより強く訴えかける一つの手法です。

是非、CEOメッセージの効果を高めるられるお写真を採用してください。
なんの印象も受けない、自信も威厳も企業イメージも発せられていないかっちりネクタイの直立不動にはお気を付けください。
ステークホルダーが、この人物に投資してみたい!かけてみたい!そんな思いにさせてください。

その2
CEOメッセージをインタビュー形式にする

残念なCEOメッセージの一例に、前置きが長く伝えたいメッセージが何なのかわからないケースがあります。
一つの解決方法として「逆ピラミッドの法則」を使用し、結論から明確に、数値を使って明示することが挙げます。
(逆ピラミッドの法則は「訴求力のある英文ライティング ―逆ピラミッドの法則―」にて詳細をご覧ください)

そしてもう一つの解決方法として、インタビュー形式でメッセージを発信する方法があります。

こちらも同様に、adidas GROUP のアニュアルレポート CEOメッセージのセクションです。

P57

 

P58

ずばり、ステークホルダーが知りたい質問をCEOにぶつけます。
そしてその質問に率直に回答する。

これほど、単純明快なものはありませんね。

これにはもう一つの相乗効果があります。
この質問を考える段階で企画者も経営層も「ステークホルダーは何を知りたいのか?」そこにフォーカスします。

これは、アニュアルレポートの政策にあたり非常に重要なポイントです。

とっても簡単なCEOメッセージのベスト・プラクティス、是非、貴社でも採用して見てください!

adidas GROUP のアニュアルレポート はこちらでご覧いただけます。
http://www.adidas-group.com/media/filer_public/2013/07/31/gb_2012_en.pdf

 

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カリスマ投資家ウォーレン・バフェットから学ぶ、
トップメッセージのベスト・プラクティス

TOP CEO Message

ウォーレン・バフェットのトップメッセージの何がすごいか?5つのポイント

 

先日、「海外向けアニュアルレポートに関するお悩み、教えてください!」で皆様にヒアリングをさせていただきました。
FaceBookメッセージ、弊社info@iinetto.com宛にいくつかコメントをいただきました。
ありがとうございます!

いただいたご質問を何度かに分けて、ご回答させていただきます。

 

Q:トップメッセージについて

経営理念と目標、社会貢献への取組み、ステークホルダーへのメッセージを効果的に伝えるベストプラクティスが知りたいです。

 

A:

本日はある記事から抜粋し、欧米でどういったトップメッセージがベスト・プラクティスなのか、概念からご説明させていただきます!

引用元:
http://www.directorship.com/power-of-the-pen-best-annual-letters-of-the-fortune-200/

 

記事全体を総括し、欧米でベスト・プラクティスといわれるトップメッセージの特徴は?

 

1)正直な業績評価をしていること

2)良いニュースも悪いニュースもざっくばらんに発信していること

3)抱えている問題点に対してどう取り組んでいるのか明確に説明していること

4)業界の変化に対する戦略プロセスを述べていること

5)経営層の質や、株主に価値をもたらすコミットメントをすること

 

当たり前のことのようで現実的になかなかすべてカバーするのは難しいかもしれません。

特に、日本の社長メッセージは形式も読みにくい印象を受けることが多いです。
前置きが長く、メッセージが何なのかわかりにくい。逆ピラミッドの構造になっていないからだと思います。
(逆ピラミッドの法則は「訴求力のある英文ライティング ―逆ピラミッドの法則―」にて詳細をご覧ください)

ここで逆ピラミッドの法則として面白い一例がありましたのでご紹介します。
ウォーレン・バフェットがCEOを務める、BERKSHIRE HATHAWAY INC.の投資向けレターはとても斬新!!

なんとトップページに創設からの業績を赤裸々に明示しています。(数字で明確に報告している、ということですね)

Berkshire’s Corporate Performance vs. the S&P 500

レポートのリンクはこちら:http://www.berkshirehathaway.com/letters/2013ltr.pdf

 

日本で良く見るトップメッセージで残念な例としてもう一つ、内容が小難しくてステークホルダー全員に伝わらないレポートです。

ステークホルダー:

  • 機関投資家
  • 個人投資家
  • 行政機関
  • 政府
  • 従業員
  • 取引先
  • 金融機関

ステークホルダーの中には個人投資家や従業員も含まれるのです。
専門知識のない、一般の方にも正しい情報がわかりやすく伝えられることがとても重要ですね。

ウォーレン・バフェットは投資家向けのレターを書くとき、ご自分のお姉さまに手紙を書くようにしているそうです。
プロの投資家でないお姉さまにきちんと理解してもらえる内容であればきっとそれはステークホルダー全体に理解してもらえる内容ということでしょう。

それでは、次回はより具体的にトップメッセージのベスト・プラクティスについてご紹介させていただきます。

 

 

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海外向けアニュアルレポートに関するお悩み、教えてください!

いいコンテンツ制作には、読み手の知りたい!を知ることから。

「アニュアルレポートを企画する前に知っておきたい基本知識と大切な意識」よりBlogポストさせていただき、一通りのセクションのベスト・プラクティスをご紹介させていただきました。

各セクションとリンクは下記の通りです。

1. 表紙・裏表紙

2. At-a-Glance(アットアグランス)・事業概要

3. 目次

4. 財務ハイライト・重要な数値情報

5. 社長メッセージ

6. 財務情報の年間比較(通常は5年から10年の数値を比較)

7. 任意ページ (コンテンツとしてご提案いたしますが、ここからは必須項目ではありません)

– セールス&マーケティング(営業戦略)
– ビジネスモデル – 経営戦略・成長要因
– パフォーマンスを図る主要な指標
– 目標と進捗
– 将来の展望(財務、製品、イニシアティブ)
– 主要な製品、製品開発 – MD&A(経営サイドからの経営分析)
– ガバナンス
– CSR(社会的責任)・サスティナビリティ(社会的持続性)
– セグメント情報・関連会社情報など – 経営理念・企業価値
– カスタマー、ベンダー、パートナー会社からの声
※上記からいくつかのコンテンツをピックアップして一つのストーリー、セクションに組立てます。

8. 株式情報(株価、配当金など)

9. 財務諸表および注記

10. 監査役の声、意見

11. 補足情報

今回は、ご紹介させていただいたセクション、もしくはそのセクションでもっともっと知りたい!を募集いたします。
ご質問、今考えていらっしゃる悩み、疑問点、なんでもお答え致します。
info@inetto.comまでご連絡ください。

iinettoが一貫してお伝えして参りましたポイントを最後に改めてお伝え致します。

・アニュアルレポートは、一部上場企業だけでなく、ステークホルダーを持つ会社であれば是非、制作をご検討ください。年に一度、企業のミッションや成果、目標を伝えることのできるコミュニケーションツールだからです。

(ステークホルダー=投資家、未来の投資家、当局やベンダー、お客様、ビジネスパートナー、従業員、そして未来の従業員や社会)

・自社をステークホルダーの立場から見てください。自分をステークホルダーの立場に置き換えて、会社のどんなことを知りたいか?どんなことを発信してほしいか社内で議論を重ねてください。

・伝えたいテーマはアニュアルレポート全体を通して、一貫して伝えてください。
読み手がロジカルに解釈できるようになり、また何度も繰り返しテーマを発信することで深い印象を植え付けることができます。

日本の素晴らしさをもっともっとたくさんのステークホルダーに、そしてグローバルに発信して行きましょう!

 

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Investor Relation Best Practice
‐Financial Section –

ここにもあった!日本のガラパゴス化

現在日本の上場企業では、「日本基準」「米国GAPP(基準)」「IFRS(国際財務報告基準)」という3つの会計基準が認められています。

これまでのBlogで我々日本人は言語や文化についても独自文化を大切に守って愛した結果、様々な局面でガラパゴス化してしまっている点にも触れて参りました。

会計基準においてもガラパゴス化は及んでおり、これは国際市場での比較可能性、資金調達手段の多様化を抑制している原因でもあると感じます。

日系企業では大企業のみがIFRSを適用すればいいという考えが多く、遅々として導入が進んでいない状況ですね。
日本政府は当初2015年前後のIFRS導入義務付けを予定していましたが、その2015年を目前に会計基準の扱いの方向性は定まっていない状況です。
IFRS導入のためのローカライズも何社かお手伝いさせていただいておりましたが、2011年頃を目途に縮小傾向になったことを記憶しています。

弊社では海外投資家向けのIR資料の英語版や中国語版の制作のお手伝いさせていただいておりますが、主旨は2つのパターンに分かれています。

1) 海外市場に上場しているため、英語版のアニュアルレポートの提出が必須である企業様
2) 海外市場に上場していないが、海外投資家向けのIRツールとして制作される企業様

1) のパターンでは、監査法人が米国GAPもしくはIFRSの基準に合わせて数値および科目の振替を行いますので、我々が深く関与することはあまりありません。
問題は2)のパターンです。米国GAAPやIFRSにはない日本独自の科目を翻訳する場合、とても苦労します。

金融庁が公表しているタクソノミには、日本の財務諸表の英訳がおおよそ掲載されています。
お客様からのご要望で、タクソノミの英訳を使用することがありますが、ネイティブが読んだとき、その科目が何を意図としているか理解できないことがあります。
http://www.fsa.go.jp/search/20130301.html
勘定科目リスト(EXCEL:3,146KB)

原因は、1)日本にしか存在しない科目であるから、2)注記の補足が不足しており諸表の中身が見えないから。主にこの二つでしょう。

新規の科目を英訳する際は最新の注意を払ってください。
解決方法としては、まず監査法人に相談をしてください。そして、科目の内容の十分な説明と合わせて財務知識のある、ネイティブの翻訳者に相談してください。
一度定訳となったものは、原則変更することは混乱を招くためできません。

安易に翻訳会社に依頼し、直訳してしまうケースが一番危険です。
海外投資家は常に数字を一番に見ています。極論を言えば、財務諸表しかみていない投資家も多くいます。

正しい科目の翻訳と、必要であればきちんとした注記を入れることで、海外投資家に正しい業績や財務内容の説明ができ、効果的にアピールすることができますよ!

ここで、あまり財務にお詳しくない方に、日本の会計基準には存在しない科目ついて一つだけご紹介!

◆有給休暇引当金
世界的に従業員の福利厚生の観点から有給休暇制度が普及されていますが、この制度に対する会計処理がIASと日本基準では大きく異なります。
日本基準では、有給休暇に関しては特に会計上は考慮することなく、給料の締め日において発生した月給を当該月の発生費用として認識しています。有給休暇の発生については、会計事象として捉えていません。
これに対して、IAS(米国GAAPも)では、有給休暇の発生については、会計事象と捉え費用認識することになります。つまり、将来における従業員の有給休暇の消化は、企業にとっては損失であり、その将来損失が当期以前に起因するものであれば、当期末において引当計上するという考え方です。
http://www.aap.or.jp/seviceLine/ifrs/kokusaikaikei08.html

その他にも、米国基準では、日本会計基準でいう「経常損益区分」というものは存在しません。

日本会計基準で営業外費用、特別損失に表示区分される項目のうち、事業に関するもの、例えば固定資産の 除売却損益等は、米国基準では営業費用に計上されます。従って米国基準に基づく営業利益は、 日本会計基準に基づく営業利益よりも少なくなります。

http://www.nsspirit-cashf.com/fs/bs_english.html

少しご紹介しただけでも、え!こんなに違うの、と思われませんでしたか?
これでは海外投資家が日本の財務諸表を見たところで、国際市場での比較検討することは非常に難しいですね。

企業様によっては、SEC(米国証券取引委員会)に上場していなくても米国GAPPの財務諸表を作成されている企業様もあります。
とても時間がかかることですが、素晴らしいと思います。

将来、グローバルに企業展開をお考えであれば、会計基準もグローバルスタンダードに!
元監査法人でのアカウントの知識を豊富にもつエリック・ジャクソンがいつでもご相談に乗ります。お気軽にご相談ください!
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欧米向けプレスリリースのSEO対策

貴社の海外版プレスリリースを簡単にヒットさせるはじめの一歩

欧米だけではなく、日本でも欠かせなくなっているSEO対策
いまでは誰もが耳にされているかと思います。

【SEO=Search Engine Optimization=サーチ・エンジン・オプティマイゼーション】
特定の検索エンジンを対象として検索結果でより上位に現れるようにウェブページを書き換えること。または、その技術のこと。

検索エンジンサイトでのキーワード検索結果として、上位ページと下位ページでは、クリック率・誘導率にきわめて大きなかい離がある。
また、検索エンジンサイトの検索結果からの誘導そのものは、他の広告媒体などとことなりコストがかからないため、企業サイトにとって、極めて効果が高く重要なポジショニングとなっている。 このため、検索エンジンが検索キーワードによる検索結果として表示する順位の決定アルゴリズムを分析し、自社サイトの上位表示を目指すための修正・最適化を実施することで、これらを実現する風潮があらわれた。
これが検索エンジン最適化である。

引用元:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%9C%E7%B4%A2%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E6%9C%80%E9%81%A9%E5%8C%96

 

つまり、ユーザーが知りたい、調べたい、と思って検索エンジンで使用するキーワードがありますよね。
それを、自社サイトやプレスリリースにあえて盛り込むことで、検索結果で上位に上がりやすくするための技術です。

【各国のエンジンシェア】
中国 百度(Baidu) 中国インターネットユーザーの約 70%のシェア
米国 Google     中国同様インターネットユーザーの約70%のシェア

graph1

引用元:
http://www.infocubic.co.jp/solutions/seo-service.html
日本もですが、今やGoogleのエンジンシェアは重要視するべきポイントですね。

 

【米国のトップ50の検索キーワード】

  1. New (110,059 times)
  2. First (56,724 times)
  3. Mobile (28,534 times)
  4. Professional (27,859 times)
  5. Most (25,774 times)

the most overused pr words

引用元:
http://www.marketingprofs.com/chirp/2014/24221/top-50-overused-words-in-press-releases-infographic

ただ、単純に和文のプレスリリースを翻訳するだけでは勿体ない。
旬の検索キーワードを把握し、プレスリリースに盛り込んでいくだけで検索率は明らかな変化が見られます。

また、定期的にプレスリリースを発行することも、検索上位に上げるポイントです。
少なくても月に1-2回はプレスリリースを発信できれば理想的ですね。

 

弊社では週3回のブログ更新を継続させていただいておりますが、実際に、Webからのお仕事の依頼が非常に増えております。 また、そのほとんどが、まさに弊社で一番お役に立てると確信している、ただの翻訳ではない、本当に良い英文ライティングを必要とされている企業様からのご依頼です。

それではここで、SEOに関連する情報で一つ以前どこかで読んだ記事の内容をご紹介いたします。

日本人がいつから文章中に「」を多く使用するようになったのか。

弊社Blog「広告のキャッチコピーや企業理念の英語でよく見かける引用符」でも、触れさせていただきましたが、欧米では「」は引用符としてのみ使用いたします。

しかし、日本では固有名詞を指したり、会社の経営理念や、用語を強調する際に汎用していますね。
これは、日本語のキーワードをGoogleに認識させるためのガイドとして汎用されるようになった経緯が一節にあるそうです。

確かに、日本語は英語のように固有名詞や何か特別な意味を示す際に使用するキャピタライズ(単語を大文字ではじめる)のような手法がないため、判別が難しいという特性があります。
それ故に、「」を使用するようになったということもなるほど納得ができますね。

弊社では海外版プレスリリース発信代行のお手伝いをさせて頂いております。
SEO対策はもちろん、読み手のネイティブに訴求力ある文章でライティングさせて頂いております。

広告宣伝費をおさえ効果的なプレスリリースが発信できる方法についてご興味があれば、info@iinetto.comまでご相談ください。

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