2015年 マーケティングトレンド大予想!

普遍のマーケティング理論と、トレンドを融合して2015年を勝ち抜く

 

マーケティングの基本は普遍です。

現在のトップマーケッターがバイブルとして活用するクロード・ホプキンス氏の著書 は、約100年前に書かれたもの。
100年たった現在でもマーケティングの基礎として重宝されています(詳しくは弊社blogの連載を読んでみてください)。

とはいえ基本的な考え方を、時代に合わせてどのように応用・活用するかはマーケターの腕の見せ所。
日進月歩でテクノロジーが進化する今、テクノロジーが変わると速度と同様マーケティングのトレンドも目まぐるしく 変化します。

変化の激しい世界で生き延びるには、トレンドの先を読み、次にヒットするものを予想することが必須。

グローバルビジネスに関わる皆さまに、トレンド先読みを少しでもお助けすべく、来年のトレンド予想5つのポイントをご紹介します!


1.    迅速で正確な情報開示

透明性、つまり徹底した情報開示を上手に利用できるかどうかが、更に重要視されます。
いいことばかりを並べるよりも、自社が消費者の要求に応えるために何を行っているか、正確かつリアルタイムに情報開示することが、何よりも強力な武器となるでしょう。
(以前クライシスマネジメントのケース・スタディでもご紹介しております。詳しくはこちら


2.    部門を超えて横に繋がる

ビジネスを取り巻く環境は複雑さを増すばかり。
商品を展開する地域、 製品の種類、機能などの多様化 が進むに伴い、組織のなかでも担当分野の細分化そして縦割り が進みすぎて、異なる部門間での連携や、アイデアを自由に実現することが、どんどん難しくなっています。
縦割りの構造を壊し、ミッションやフィロソフィーを会社全体に浸透させ、さらに、会社としてどのような価値を顧客に提供できるのかをきちんと伝えることが重要になります。


3.    求められる人材 はデジタルネイティブ

ソーシャルメディアを中心とした、オンライン上でのマーケティングを始めたばかりの際の試行錯誤は、皆様も記憶に新しいのではないでしょうか。 でもすでに時代はさらに一歩先へ
「完全にデジタル化した世界で、マーケティングを行う」という考え方に切り替えていくことが迫られます。
テクノロジーに関する鋭い洞察をもつ人材やデジタルネイティブ の存在感が増していきます。
このような人材がマーケティングチームに組み込まれ、戦略の立案と実行においてマーケターと共に重要な役割を担います。


4.    よりリアルタイムなマーケティング

マーケティングアジリティという言葉を知っていますか?

市場の変化や、常に変化する市場・顧客の好み・行動に基づき、マーケティング活動を最適化する能力のこと。
このマーケティングアジリティが、今まで以上に大切になります。
ソーシャルメディアの台頭により、わたしたちは、とらえどころのない、短期的視点をもつ顧客の日々変わり続ける「いいね」「シェア」「つぶやく」の数字を追いかけることを強いられています。
今の世の中、次の四半期ではなくて、次の一時間が勝負になるといっても過言ではありません。
より多くの顧客データをもち、アイデアを素早く導入、短いリードタイム 、常時オンラインでいるなど、リアルタイムマーケティングが成功の鍵です。


5. よりきめ細やかなローカライゼーション

マーケティングは、グローバリゼーションから、パーソナリゼーション(個人化)へシフトします。
今日、世界はテクノロジーによって狭くなっていますが 、マーケティングはより地域別に細分化された、ローカルかつパーソナライズされた性質 に変わってきています。
パーソナリゼーションはもはやトレンドではなく、既にマーケティングの新常識です。
グローバルブランドのマーケティングも、世界中に同じメッセージを発するのではなく、よりそれぞれの地域にあった細分化された戦略へと 変わってきています。
日系企業、特に大企業ではなかなか導入が難しいと思われるかもしれません。

まずは、一人一人がこういったマインドを持ち、海外に目を向けることがグローバル市場で勝つためのまず第一歩。
グローバルトレンドを知ることでグローバルスタンダードがなにかを意識する感覚を持つことが大切ですね。

2015年、積極的にグローバルスタンダードなトレンドを取り入れたマーケティングを展開して行きたいですね!

海外マーケティングでお悩み、こんなことを知りたい!そう思われていることがあればお気軽にお問合せください。
問合わせ先:info@iinetto.com

 

引用元:
Forbes
11 Marketing Trends To Watch For In 2015
http://www.forbes.com/sites/avidan/2014/11/09/11-marketing-trends-to-watch-for-in-2015/

 

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情報の大切さを100年前の視点で紐解く!

無駄足を恐れず、最重要情報を

広告の神様、デイヴィット・オグルヴィが称賛するクロード・ホプキンス氏著 『Scientific Advertising』 ダイジェスト版。
第十一章のテーマは「情報の大切さ」についてです。

広告を作るためには、徹底したリサーチが必須なのは、現代ビジネスも常識。
21世紀のグローバルビジネスに関わる皆様は、情報の大切さが骨身にしみているのではないでしょうか。

実は、この常識は、100年前にすでにホプキンス氏が提案しているのです。
時にはたった一行のライティングに、一冊の本を読むことさえ必要であるとと氏は力説します。
実際、1つの課題を解決するために、何週間もリサーチをすることは実際によくありますよね。

広告の裏にある労力を侮るなかれ。

怠け者は広告業界で働く余地なし!と渇を入れるホプキンス氏が提案する情報の大切さ、一緒に見ていきましょう。

 

無駄足を恐れず、あらゆる方向からのリサーチ

リサーチで忘れていけないことは、その99%は無駄足に終わるということです。
しかし、発見した残りの1%の情報が、広告で成功するための欠かすことのできない鍵となります。
そして、その情報は、得てして99%の無駄足を踏まずして得ることができないものです。

ホプキンス氏が必要だと訴える、情報の種類について見ていきましょう。

まず一つに、潜在顧客像についてのリサーチは必須です。
顧客像を明らかにすることで、広告を掲載する媒体の選択することができます。
媒体の種類や、特化している分野によって潜在顧客の数字は大きく変わってきます。

そして、消費者の行動に関するリサーチをすることで、戦うべき市場を明確になるだけではなく、商品のライフタイムバリューも想定することができます。

たとえば、缶詰のマメを売るとします。
全消費者の95%人が家でマメを煮ていて、5%のみが缶詰のマメを買っているとしたら。。。。
5%の潜在顧客を取り合って、他のブランドと熾烈な戦いを繰り広げるよりは、95%の人にどのように缶詰をアピールできるか考えるべきですよね。顧客の一年を通じた消費パターンをリサーチすることも必要です。
出費が多い時期は財布のひもは固くなります。

また、商品のアピールポイントの事実関係を後押しするような情報を得るためリサーチも必須です。


情報源を限定しない

情報源は様々です。
学術研究論文、本、統計局など活字は欠かせません。
また、科学者にインタビューをしたり、関係するあらゆる農場や工場を回り、専門家から直接話しを聞くなど、直接話を聞くことも必須です。
様々なタイプの潜在顧客へのフォーカスグループや、既存顧客からのフィードバックも貴重な情報源です。

実験的な広告を行う場合でも、有効な実験を行うためには徹底したリサーチが不可欠です。
「実験」と「山勘」は、全く異なりますよね。

とはいえ、リサーチがすべてではありません。
広告に必要な徹底したリサーチ。
しかし、リサーチは、広告の始まりに過ぎません。
その事実から潜在顧客を魅了する視点を、魅了する形で提供すること。
ここがまた、広告マンの真の腕の見せ所になります。

また、「具体的な形」での表現することを、忘れないでください。
キャッチコピーは、「何となく」よりも具体的に表現した方が潜在顧客の心をつかみます。

「多くのビタミンを含有!」よりも「にんじん5本分のビタミンAを含有!」とした方が、なんだか興味がわきますよね。

引用元:
Scientific Advertising
http://www.scientificadvertising.com/ScientificAdvertising.pdf
第十二章のマインドマップ

Scinetific_Advertising_Ch11

 

マインドマップをご存知 ですか?
イギリスの著述家、Tony Buzan(トニー・ブザン)が提唱した思考・発想法の一つです。
頭の中で起こっていることを視覚化し、思考を整理し、発想を豊かにします。

マインドマップを描くことで、記憶力が高まる効果も得ることができます。
今回のシリーズでは全章に僕が描いたマインドマップを掲載します。
ただ、このBlogを読むだけでなく、クラウド・ホプキンス氏のバイブルを、僕のマインドマップを参考に、
ご自身の中で視覚化し、想像し、連想しながら展開していってみて下さい。

そうすることで、今回の学びを実際の生活や仕事に活用できるようになります。
それでは次は第十二章で!

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翻訳 vs. コミュニケーション
偉大なイノベーションを世界に発信する真のコミュニケーション

Innovation Weekendから学ぶ、世界の壁と言葉の壁

サンブリッジベンチャーズが主催し、日本・米国・英国の11の将来有望なスタートアップ企業が参加したInnovation Weekendが東京で開催されました。

世界各地で開催されたInnovation Weekendでの優勝と準優勝したスタートアップ企業が一同に介した東京での決勝戦。

「Be global, or die local」(日本語に置き換えと「世界へ行くか、現状で終わるか!?小さくまとまらず、世界に羽ばたこう!」るといったところでしょうか)といったコンセプトを掲げたこのInnovation Weekend。
世界中から集まるイノベーションが刺激しあうことで、更に新たなイノベーションが生まれていくことは、素晴らしいですよね!

Innovation Weekendの詳細については、こちらのリンクからご覧ください。

「Be global, or die local」をコンセプトのもとに東京で開催されたこのイベントで、選ばれた上位3位は、実はすべて日本のスタートアップ企業。
特別賞に選ばれた米国のFitnessCubed社は、開催者側の選考による受賞でした。

私が非常に興味を持ったのは、この審査結果とその背景です。
英語圏のプレゼンテーターには、日本語での翻訳、通訳が付けられたようなのですが、どうもプレゼンの核心が、日本人聴講者誰一人として伝わっていなかったようなのです。
そのため、日本のスタートアップ企業ばかりが選ばれたのでは?と、開催者サイドのフラストレーションが記事中であらわになっています。

もちろん、聴衆者が日本人である場合、日本の文化にあったサービス、製品が好まれるのも納得です(たとえば、身体を鍛えることは、欧米のビジネスマンには常識ですが、日本のビジネスマンにとっては、欧米人ほど重要視していませんよね)。
しかし、プレゼンの言語と作法が違うという理由で、日本語圏以外の参加者のハンディが大きくなることは、プレゼンする側にとっても、聴講者側にとっても大きな損失です。

ただの通訳・翻訳とコミュニケーションの根本的な違い

通訳者がいたにも拘らず、プレゼンの内容が理解してもらえないなんて通訳がうまくいかなかったのでは?と思う方もいるかもしれません。
しかし実際は、オリジナル言語(英語)からターゲット言語(日本語)に、単純に言葉が訳されれば通じるというわけではないのです。

プレゼンテーションのコツについては、弊社の過去のblogでも詳しくご紹介しきました。(下記が関連記事です。)

Facebook、LinkedIn、Amazonが、社内でのパワーポイントの使用を禁止
TEDTalksキュレーターが教える、人生を変えるプレゼンの秘密
TEDtalks直伝、そのまま使えるプレゼンテーションのコツ

プレゼンテーションは、言葉の選び方、しゃべり方、ボディランゲージ、時代背景や文化など、すべてに相互関係が発生する、発信者と聴衆者の「心と心のコミュニケーション」です。

自社ビジネスを賭けてのプレゼンテーション。
きっと多くの時間と労力を費やして準備したことと思います。
しかし、他の言語に翻訳、通訳する場合、単純に翻訳、通訳すれば伝わるという概念は大きな誤解です。
常に、ターゲット言語で読む、聴く、聴衆者の文化や背景までをしっかり理解し、翻訳や通訳をしてもらうにはどうしたら良いのか、という考えを常に持ち続けることが重要なのです。

もちろんこれは、翻訳、通訳を委託されるベンダー側にも言えることであり、発注側と受注側、双方が同じ意識を持つことが、「心と心が通い合うコミュニケーション」を生み出すもっとも重要な要素なのです。

言葉と文化の壁に遮られることなく、世界中の国から集まったイノベーションが、切磋琢磨できる、そんな日本のビジネスシーンをつくることが、私の夢でもあります。

ビジネスのコミュニケーションをお手伝いするだけではなく、少しずつ、世界の「当たり前」や、新しいトレンドを皆さまにご紹介し、日本の真のグローバル化に貢献していきたいと考えております。

Innovation Weekend入賞 スタートアップ企業

今回の入賞したスタートアップ企業上位3位をご紹介しますね。

優勝:

Sciementサイアメント (イノベーションウィークエンド・東京勝者 医療用アニメーション)

http://www.sciement.com/about.html

聴衆を魅了したのが、この医療用アニメーション。
病気や怪我を煩って、自分の身体状態が不安な患者に、特別な知識を必要とせずに、人体の構造や、病気や外傷などによる影響を視覚化して説明することができます。現在まだビジネスモデルが確立されていない段階ではありますが、今後収益化していくために、MRIのデータと3D印刷を利用して、臓器モデルなどを作成することを検討しています。
詳しくは下記リンクを見てみてくださいね。

Sciement uses 3D animation to explain medical problems

2位:

Loupe (日本:小中高教師向けソーシャルネットワーキング)

AgIC (日本:回路基板プリント)

特別賞:

FitnessCubed (ボストン:エクササイズマシーン)

日本にも世界で通用するたくさんのサービス、商品がまだまだ存在していると思います。

 

今回のイベントのコンセプト、「be global or die local」ではないですが、ぜひ、日本ではなく、世界で勝負を!
そしてまずは日本ではなく、まずは世界から!という意識が、スタートアップ企業でも実現できるよう、グローバルコミュニケーションの分野で、iinetto はお役に立ちたい、そう思っております!

 

引用元:TECHINASIA
11 startups came to Tokyo for Innovation Weekend’s grand finale. Here are the winners
https://www.techinasia.com/innovation-weekend-grand-finale-tokyo-2014/

 

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ソーシャルメディアを通じて投資家を見つける

Make Leaps創業者Jasonから学ぶ、日本と違うシリコンバレーの新常識

私の友人経営者である、Jasonの経営するMakeLeapsでは、クラウド上で見積書、発注書、納品書、請求書、領収書などの帳票を作成・郵送・管理できるツールを提供しています。社内の経理、総務業務を自動化するシステムを低価格で実現しており、既に国内15,000社以上に導入されています。

先日シリコンバレーから帰国したばかりのJasonから興奮した様子で連絡をもらいました。
シリコンバレーの力強い風が感じられる、いつにも増してパワー全開のJasonから、彼が感じた今回のシリコンバレー出張について興味深い話をたくさん聞くことができました。

皆さま、AngelList(エンジェルリスト)というサービスをご存じですか?
AngelListは、スタートアップ企業に投資したエンジェル投資家が自らの過去の投資実績を公開し、そして、投資してもらいたい起業家が株主情報を実名で公開するサービス。有名なエンジェル投資家といえば、「LinkedIn」創業者のリード・ホフマン氏。
彼は、AngelListで最もフォロワーが多く、ホフマン氏のページを見ると、同氏が個人的にどのようなスタートアップ企業に投資したか分かるようになっています。
また、同氏が個人的に1年間で2,500万円程度のエンジェル投資を行なう意思があることや、関心領域や出資後のフォロー内容などが分かるようになっています。
Jasonはこのサービスを通じて、今年の夏に75万米ドル(日本円で約8,900万)の融資を受けることに成功しました。
そして、これまで面識のなかったその投資家に会いに出張に出向いたわけですが、彼はシリコンバレーの様々なベンチャー企業のスタートアップシーンに刺激を受けてきたようです。
この滞在を通して、Jasonが感じた、シリコンバレーと東京の違いをJasonのブログで紹介しています。
日本の皆さまにも是非、知っていただきたい情報が盛りだくさんでしたので一部抜粋してご紹介させていただきます。

 

投資家

500 StartupsのDave McClure さんは以下のように述べています。※500 Startups はMakeLeapsの投資者です。

“Angel investors are the limiting factor to any startup ecosystem.”

「エンジェル投資家はスタートアップシーンに必要不可欠な存在である」

このように言われるのは、スタートアップしたばかりの企業が、エンジェル投資家の提供する資本、助言、人脈を、必要としているからです。

シリコンバレーはエンジェル投資家にとっての聖地と言われています。しかし残念ながら、東京ではシリコンバレーほどエンジェル投資家を日常的に見かけることはありません。MakeLeapsに出資してくれた木村忠昭さんなど数名を除きますが。

 

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起業家を尊重

シリコンバレーでは、起業家たちがとても尊敬されています。莫大な資本を抱えるVCが多く存在するため、トップ起業家はVC を選ぶことができます。VCはブログやソーシャルメディア、ブランドイメージ、そして何より起業家を尊重することで他のVCとの差別化を図っています。

日本ではどちらかと言うと、投資家に対して敬意が払われます。これは投資家が資本を握っているからでしょう。
こういった傾向があるため、起業家がぞっとするような投資家のエピソードも聞くこともあります。

しかし幸いなことに、このトレンドは変わりはじめています。AngelListのような革新的な企業に導かれ、起業家と投資家の関係はよりフ ラットになっています。起業家は投資家に対してより多くの情報を共有するようになり、起業家を尊重しない投資家は相手にされなくなっています。

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その他の違い

UBER (アプリでタクシーを呼ぶサービス)

シリコンバレーでは「UBER」(ウーバー) がよく使われています。一度利用してみると人気な理由がわかります。
通常のタクシーと異なり、ウーバーは車内が清潔で良いにおいですし、運転手も親しみやすく親切です。

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Yelp (口コミサイト)

東京でいう「ぐるなび」や「食べログ」のように、シリコンバレーでは多くの人が「Yelp」(イェルプ) を使ってカフェやレストランを探します。

アプリの使いやすさ

東 京にいると、海外アプリが思うように動作しないケースが多くあります。
日本で利用されることを念頭において設計されていないからでしょう。 PassbookやGoogle Mapsをよく使う私にとって、アプリが完璧に機能することは嬉しい驚きであり、非常に便利でした。

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広告

サンフランシスコではスタートアップの広告があちこちで目にします。クリエイティブで面白みに溢れ、不思議とパワーをもらいます。日本では大企業や有名ブランドの広告ばかりが使われるので、この点も大きな違いです。

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スタンディング・デスク

ほとんどのオフィスにスタンディング・デスクがあります。作業時間の半分を立ちながら、半分を座りながらという人も多いようです。

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遊び心

日本人が少し真面目すぎる面がある一方、アメリカは遊び心に溢れています。
”Mo- vember” (モーベンバー:「ひげ」を意味するスラング「Mo」と11月「November」を合わせてできた造語) といって11月になると一斉に男性が髭を生やし始めたり、最近では日本でも流行ってきましたが、ハロウィーンの時期には面白い装飾が至る所で見受けられま した。

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思いつきの行動

日本では、前もってスケジュールを決めることが習慣でありマナーですが、サンフランシスコでは、夕食の約束やイベントへの参加をその場でぱっと決めることが多いです。

 

スタートアップマニア

シリコンバレーでカフェに立ち寄れば、至るところにスタートアップを語る人 やアプリ制作をしている人などに出会えます。例えば、私が通りかかったコ ワーキングスペース (アマゾン社運営) では、無料のWifi、コーヒー、電源、ビール (…!?) 、食べ物まで置いてあり、シリコンバレーの環境、設備の良さを物語っています。

 

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電気バス

街には道路の真上に電線が吊るされ、電力バスが走っています。
最新テクノロジーに囲まれた都市の真ん中に、張り巡らされたワイヤーをつたって走る昔ながらのバスが存在することと、実際にそれが機能していることに驚きました。

 

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犬を連れてる人がたくさんいました。犬好きの私には嬉しい限りでした。

服装

東京ではスーツを着るのが当たり前ですが、シリコンバレーではカジュアルが一般的です。
もしスーツを着て歩いていると、「いまいちよく分かっていない奴」というレッテルを貼られてしまうでしょう。

会話

アメリカ人は考えていることをそのまま言葉にすることに抵抗がありません。私も近くに居るというだけでよく会話に巻き込まれました。これも、思慮深く、慎重で、見知らぬ人に意見を言いづらい日本人とは、異なる点でしょう。

人との交流

サンフランシスコに行って、まず私が考えていたことはとにかく沢山のイベントに参加して、多くの人と交流することでした。しかし、沢山の人にそれは あまり勧められないと言われました。シリコンバレーでは、個人的に直接紹介してもらうことが、質の高い人脈を得る近道なのです。

名刺

初対面の人に名刺を渡そうとすると、驚かれてしまい、最初の数回で名刺が時代遅れなツールだということがわかりました。シリコンバレーではメールやFacebook、LinkedInといったツールを名刺代わりにして、コンタクトをとっています。

 

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日本

「日本は保守的であり、変化を実現できない国である」という考えは誤った解釈です。

シリコンバレーの多くの企業が日本市場を潜在的な事業拡大の場として意識し始めています。アメリカで有名なベンチャーが日本への事業展開を検討しており、既にオフィスを構えています。

日本が世界のGDPの15%を占めているという点からも、日本には豊かな消費者と企業が存在していることが明らかです。

日本の市場価値を分かりやすく説明しているTim Romero氏の「崩壊する日本」というポッドキャストを皆さんにぜひお勧めしたいです。短いですが、日本が誇る優れた潜在能力について、興味深い歴史的事実を踏まえて語っています。

なぜ日本がスタートアップに最適な場所なのか?

最後に、なぜ今日本でスタートアップをするのが最適なのかを述べたいと思います。

・何より街全体がとてもきれいで、安全で、住むには最高の場所です。

・基本的に全てがお手頃です。日本の物価は高いというイメージは間違っています  (特にシドニーなどと比べて) 。

・カフェやレストランなど飲食店の質が素晴らしいです。優れたレストランが至る所にあり、新しいお店が常にオープンしています。

・日本はシリコンバレーに比べて競争率が低い国です。シリコンバレーでは、たとえ機会を得られたとしても、10以上ものスタートアップが豊富な資金を抱え、フルスピードで追いかけてきます。

・クラウドサービスに対する不安要素が少しずつ少なくなっているので、日本企業も驚くべきスピードでクラウド移行を進めています。

・日本での資金の燃焼率は比較的低いです。サンフランシスコの家賃は高く、人件費も最も高くつく場所と言えます。

・日本人は仕事への集中力が高く、かつ誠実です。シリコンバレーでは、人々が仕事に対してもっとリラックスした気持ちで臨んでいる印象を受けました。

・日本はスタートアップに対して少しずつオープンになってきています。新しいファンドが立ち上がり、常にコワーキングスペースなど起業家やフリーランスを支援する施設が増えています。日本でも、スタートアップを立ち上げることが社会の一般常識になる日も遠くないかもしれません。

引用元:http://www.makeleaps.jp/blog/2014/12/how-tokyo-is-different-to-silicon-valley-ja/
※上記転載は、著作者の許可を得ております。

 

日本にも世界で通用するサービスを開発し、いいアイディアを持っているスタートアップ経営者はたくさんいます。
しかし、コミュニケーションの壁がどうしても越えられず、このようなシリコンバレーでは当たり前のように行われている投資のチャンスを逃す原因になっているのではないでしょうか。

私は、弊社iinettoの一番のサービスである、真のグローバルコミュニケーションの提供を通じて、コミュニケーションの壁にお悩みの日本の企業のためのお力になりたい、そう思っております。

ただの翻訳では伝わるものも伝わらない、創業者の想い、文化、背景など理解することで、本当に伝わる言葉、コミュニケーションを提供する、それが言葉の壁を突き破る第一歩となると私は信じています。

日本に存在するたくさんのそのような企業様のお役に立ちたいと心から思っております!
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年末年始営業日のお知らせ

 

弊社の年末年始の営業は下記の通りとなります。

年末: 12月29日 (月)  正午まで
年始:  1月5日   (月)    10:00より

休業中のお問い合わせについてはinfo@iinetto.comまでお願い申し上げます。

1月5日(月)より順次ご返信させていただきます。

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中小企業にとって無駄な広告

Thing too Costly

費用対効果の悪いトレンドを生むための広告

 

広告の神様、デイヴィット・オグルヴィが称賛するクロード・ホプキンス氏著 『Scientific Advertising』 ダイジェスト版。
第十章のテーマは「費用対効果の悪い広告」についてです。

広告は、高価な物。
湯水のように予算をつぎ込むことはいとも簡単で、そして莫大な金額を次ぎ込んでもまったく成果がでないこともあります。
そんな中でも、実は特に費用対効果が良くない分野があるとホプキンス氏は説明します。

インターネットがまだ存在しない100年前、情報発信は非常に高価なもので、しかも発信する媒体(メディア)も限られていました。
現在は、ホームページのみならず、ブログやフェイスブックを通じて、企業も個人も自分の考えを安価に簡単に発信することができます。
そのため、100年前に不可能だったことが、現在では比較的実現可能になってもいるケースもあることを補足します。

ニッチな潜在顧客へのアピールよりも、幅広い潜在顧客へアピールする

ここで、ものすごくシンプルに考えてみましょう。
たとえば、石けんの広告を作るとします。
もし、その石けんは、美肌効果の他に、実はアトピーに効果的だとします。

あなたならどのポイントをアピールするべきと考えますか?

アトピーに悩む人の悩みは深く、もしその石けんが効果的だと知れば、買ってくれます。
しかし、アトピーに悩む人の数は未知数です。
美肌行効果はほぼすべての女性へのアピールポイントとなります。

この場合、アトピーにアピールポイントを絞ってしまうことは、ディープなファンを得ることにはつながるかもしれませんが、費やした資金を満たすだけのリターンを得ることは難しくなります。
出来る限り母数の大きなターゲット層にアプローチすることがマーケティングで一般的ですね。

 

トレンドを作るのは高くつくと知る!

「人の行動パターンを変える」ことが必要な製品を売るための広告は特に高くつきます。

たとえば、歯磨きをする習慣がないエリアの人たちに、歯ブラシを売る場合、まず歯磨き文化を根付かせる必要があります。
このように「新しい行動パターン」を生み出す必要がある商品のマーケティングは、すぐに結果を出すのが難しく、さらに莫大な費用が掛かります。

さらに、同様に、潜在顧客を教育することは高価すぎる投資であるとホプキンスは主張しています。
歯磨きの例を使うと、「歯磨きをすることは大切である」という意識を根付かせる、という部分です。

もしも、「新しい行動パターン」を作り出すことが必要だと判断した場合は、業界内で協力して複数のメーカーで協力することが必須。
一企業で行うには荷が重すぎます。
さらには、政府の動向にも注目をする必要があります。

たとえば、生活習慣病予防への取り組みを、政府や自治体主導のキャンペーンが行っている場合、そのトレンドにのってしまえば、生活習慣病予防効果のあるとされる商品は、莫大な広告費用をかけずに売ることができますよね。(例えば特保のお茶なんかがいい例ですね)

ここでしっかり抑えておきたいのが、新しいトレンドをゼロから作ること(人々に新しい欲求を植え付けること)と、潜在的に存在するトレンドの掘り起こし・流れに乗ることは、別物だということです。
人々に新しい欲求を植え付けるのは、非常に労力・費用が掛かるため、通常、費用対効果が高くありません。

トレンドを作ることでも、潜在顧客を教育するのでも、莫大な資金が掛かります。
インターネットのない100年前には、不可能に見えたでしょう。
しかし、時代は変わり、当時に比べれば、潜在顧客の教育もトレンドを作ることも比較的実現可能になったかもしれません。

ただ、気をつけておきたい点があります。

このようなキャンペーンに莫大な資金と労力を掛けて成功したとします。
その暁に恩恵を得るのは、自社だけではなく、同じフィールドで活躍する競合相手も同様であるということです。

 

引用元:

Scientific Advertising

http://www.scientificadvertising.com/ScientificAdvertising.pdf

 

 

第十章のマインドマップ

Scientific_Advertising_Ch10

マインドマップをご存知 ですか?
イギリスの著述家、Tony Buzan(トニー・ブザン)が提唱した思考・発想法の一つです。
頭の中で起こっていることを視覚化し、思考を整理し、発想を豊かにします。
マインドマップを描くことで、記憶力が高まる効果も得ることができます。
今回のシリーズでは全章に僕が描いたマインドマップを掲載します。
ただ、このBlogを読むだけでなく、クラウド・ホプキンス氏のバイブルを、僕のマインドマップを参考に、
ご自身の中で視覚化し、想像し、連想しながら展開していってみて下さい。
そうすることで、今回の学びを実際の生活や仕事に活用できるようになります。
それでは次は第十一章で!

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瞑想は実業家の新常識!Googleやインテル 大手IT企業も続々導入

マインドフルネスを武器に、変化の激しいビジネス社会を生き抜く

 

欧米の企業役員や実業家などの成功者がジョギングや読書を好んでいることは、良く知られていますよね。
(弊社Blog「成功者が寝る前に行う6つの習慣」でもご紹介させていただています)

近年では、メディテーション・瞑想を行う人も多いという話しを耳にされる機会も多いのではなでしょうか?

私の尊敬する女性経営者の一人である、「ハフィントン・ポスト」の創業者アリアナ・ハフィントン氏は、瞑想をたしなむ実業家としても知られています。
アメリカ西海岸で毎年行われるカンファレンス「wisdom 2.0」においてアリアナさんは、マインドフルネスが怪しいただの流行ではなく、「メインストリーム(主流)」であると発言し注目を集めました。
最近また瞑想を推奨するアリアナさんの投稿を拝見し、是非皆さまのビジネス効率化のお役に立てばと思いご紹介させていただきます。

実はマインドフルネスは、IT大手のGoogleやインテル、そして、ゴールドマンサックスでも、社員福利厚生の一部として採用されている、注目しないわけにはいかないトレンドです。
今年の初頭には、TIME誌でも表紙を飾りました。

このマインドルフルネス(Mindfulness)とは、「瞑想」そして「気づき」を柱とした、ライフスタイル。
もともと仏教から派生していますが、宗教色がまったくない形をとっていることも多くあります。

宗教色がない場合が多いというのも、その起源に由来します。
マインドフルネスが米国で注目され始めたのは1970年代。
もともと慢性的な痛みを持つ入院患者や、末期のがん患者の痛みのコントロールおよび生活のクオリティオを向上させることを目的にMBSR (Mindfulness-based stress reduction)というプログラムが開発されたのがきっかけでした。
このプログラムは、鬱病にも効果的であるとして、欧米では実際に治療にも取り入れられています。

 

無の境地を目指さず、ありのままを認める

瞑想といえば、「無の境地」。

でも、マインドフルネスでは「無の境地」を目指すわけではありません。
瞑想を通じて、体の痛み、気温、周りの音、鼓動、息、感情などに注意を払うことで、「今」を生きること、そして、「事象」に過剰に反応しないで観察することを体得していきます。
「事象」に過剰に反応しないということは、怒りや悲しみなどの感情に飲み込まれないこと。
ネガティブもポジティブも合わせて、「全体」としての存在であることを認めます。
すぐに体得できることではありませんが、定期的な瞑想を通じて、少しずつ身についていきます。

実は、その効果の一部は科学的に証明されています。

 

マインドフルネス瞑想で脳機能が向上

マインドフルネスを学ぶ8週間のコースに参加し、瞑想の練習を中心としたトレーニングを行うと、記憶、自己、共感、ストレスに関連する脳の機能が向上することがMRIスキャンを通してわかっているのです。
さらには、定期的なマインドフルネス瞑想を通じて意思決定能力が向上する可能性が指摘されています。

瞑想を通じて落ち着いて物事をとらえることは、自分の体そして心の健康に好影響を与えますよね。
心と体が健康であれば、仕事もはかどる。
しかも、記憶、ストレス、意思決定の能力が高まるとなれば、変化の激しい世界で戦うビジネスマンが取り入れるのもうなずけます。

このビジネス界の新しいトレンド、まずは一日15分の瞑想から、取り入れてみてはいかがでしょうか。
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1カ月後にはFacebookが無料マーケティングツールでなくなる?!

貴社の顧客データベース、Facebookがなくなっても確保できてますか?

 

ソーシャルメディアは現代のビジネスに欠かせないツールといわれるようになって早数年。
中小企業から大企業まで、FacebookやTwitterをマーケティングツールとして有効活用するノウハウを日々模索し続けています。

実際に、米国でソーシャルメディアを使ってマーケティングを行っている中小企業の80%が、Facebookを最も活用していると答えています(次いでLinkedIn およびTwitter)。
Facebookを使用する目的は多々ありますが、「顧客の獲得」、「ネットワークの構築」、「ブランドの知名度の向上」が主な理由として挙げられています。

日本企業にとっても、今やFacebookが重要な「顧客データベース」となっているのではないでしょうか。

しかし、Facebookや人気ブログプラットフォーム(アメブロなど)は、自社のコントロールが及ばない「顧客データ管理システム」であることを認識していますか?
自社の顧客データベースを、他社に提供しているといっても大げさではないでしょう。

まだ日本ではあまり大きく取り上げられていませんが、先月初旬に発表されたFacebookの方針変更は、Facebookを使用した顧客ベースの構築について、考え直すきっかけになりそうです。

欧米ではこの方針変更についての様々な意見、見通しの記事が、ここ1週間行き交っております。

 

無料マーケティングツールの終焉

Facebookは、来年の1月より、有料広告オプションを使用せず(つまり通常のタイムラインへの投稿を使用して)投稿される広告的な内容については、ニュースフィードへの表示を大幅に削減することを発表しました。

つまり、今まではFacebookに無料で投稿し、顧客を商品販売ページに誘導できていたものが、有料広告を使わないと効果的に商品の販売が行えないようになってしまうのです。

これは、Facebookを主なプラットフォームとして小売りを行っている企業にとっては(たとえば、Facebookに商品をアップして、リンクを張り、そこから購入ページに誘導し購入する仕組み)、Facebookが無料・格安で使用できるビジネスツールではなくなることを意味しています。

ある中小企業では、従来に比べ通常投稿(有料広告をしない無料投稿)を通した売上が、すでに激減しているということです。
今年、有料広告に毎月$1200投資した事業主の女性は、来年Facebookを使用して事業を続ける場合、毎月$1500支払わなければ同年同様の売上は見込まれないと算段しています。

さらに、今回の方針転換は、Facebook上で商品を販売していないビジネスにも大きな影響を与えます。

 

Facebookを使用したビジネスの弱点

弊社の過去のblogでも紹介しているのですが、Facebookをビジネスで使用する際に問題になってきたのは、顧客データベースは誰のものかということです。
(詳しくはこちら 「なぜ自社Blogである必要があるのか?」)

Facebookのモデルでは、基本的にプラットフォームを「借りて」顧客データを構築している形になります。
そのため、必死で増やした「いいね!」、つまり 顧客データベースも「借りて」いるプラットフォーム上に存在する限り、Facebookの一存で削除されることや、使用できなくなることがあり得るのです。

今回のFacebookの方針転換から、この「Facebookの一存」が実際に起こりえること、そしてその影響が多大であることを我々はキャッチしなければなりません。

無料で簡単なマーケティングツールとして、多くの企業がその活用方法を模索している中でのこの発表。
今後ソーシャルネットワークを使用したビジネス全体にどのような影響がでるのでしょうか….

顧客データベースは他社のプラットフォームに依存せず、自社で構築することをお薦めします。

自社で構築する方法については、今後のBlogでも改めてご紹介させていただきます。

顧客データベースは、企業にとって命綱です。
他社のプラットフォームを使用するということは、大きなリスクであり、自社の財産を構築できていないことをお忘れなく。

 

引用元: The Wall Street Journal
New Facebook Rules Will Sting Entrepreneurs
http://online.wsj.com/articles/new-facebook-rules-will-sting-entrepreneurs-1417133694

We tell your story to the world!!

Crazy Egg社のコンバージョン率が363%までアップした理由

世の中のマーケターが思い違いをしている致命的ポイント

 

広告の神様、デイヴィット・オグルヴィが称賛するクロード・ホプキンス氏は、
広告の文章は、短いコピーだけよりも、潜在顧客を納得させるだけの十分な材料(文章)が必要である と説いています。
(詳細は弊社Blogにて「なぜ、短いキャッチで製品は売れないか?広告で顧客を説得するためには!」)

Business Insider でそれを実証する記事「Why Short Advertising Copy Does NOT Sell More(なぜ広告の短いキャッチコピーで製品は売れないのか)」を見つけましたのでご紹介いたします!

 

マーケティングの大半は、リサーチと知識と正確なデータに基づいて行われています。

しかし、マーケティングを十分に勉強し、理解していないマーケターは、本人の意見や憶測を基に判断をしてしまう傾向があり、それは多くの思い違いを引き起こしています。

思い違いの代表例は、現代人は「簡潔なコピー(文章)を好んでいる」という点です。

その理由として、現代人は….

1、    文章を読むことを好まない
2、    限られた時間しか、文章に興味を持っていられない
3、    短い文章を読む習慣がついている
4、    溢れるメディアチャンネルに翻弄されている
5、    携帯やタブレットつい見てしまう習慣がある

確かに、現代人のこれらの傾向は間違っていない。
でも、これが理由で短いコピーのほうが売れるという結論には結びつきません。

 

全ては相対性理論である

優秀なマーケターとそうでないマーケターの違いはなにか。
それは、「どんな文章が長すぎるものであるのか、どんな文章が短いと感じるものであるのか」判断するのは、ターゲットである潜在顧客である、ということを知っているか知っていないか。
そこが決めてです。

ディカプリオ主演の、長編映画「タイタニック」を、10代の恋する女性が見れば、3時間を苦と思わずに見終えてしましょうでしょう。

人は不思議なもので、おもしろい!と思ったものに対しては、もっと知りたいという欲求を生み出します。
そして、興味がないと感じたものに関してはそれ以上知りたいだなんてもちろん思いません。

いいものに対しては、十分すぎると思うことはなく、そして、悪いと判断したものに対しては、すぐにお腹一杯と感じるものですね。

相対性理論を説いた、アルベルト・アインシュタインのTシャツにこう書いてあります。
「熱いストーブの上に座るとそれは一時間にも感じる苦痛な時間である。しかし、美しい女性が隣に座っている一時間はたったの一分であったかのような一瞬にも感じられてしまう。これこそが、相対性理論である」と。

 

「忙しく、怠慢」であるから簡潔さを求める

もちろん、コンテンツクリエイターでいる限り簡潔なキャッチコピーで潜在顧客に重要な情報を提供すべきです。
我々は忙しく、怠慢な生き物ですから。

簡潔であることは、
1)消費者の時間を節約することができる 
2)忙しい消費者にも、あまり製品に興味を持たない消費者に対しても、明確なベネフィットを伝えることができる、

こんな素晴らしい利点がありますね。

しかし、簡潔なコピーに興味をもち、もっと読みたい潜在顧客がいたら?
そこが商品購入の重要なポイントである顧客のための情報はどう提供する?

優秀なマーケターは、盛り込みたい情報を「適当なサイズ(bite-sized=一口で食べれるサイズ)」に分けてフォーマットするのです。

たくさんの情報を求めていない潜在顧客は「写真」と「見出し」だけを見ればいい。
小見出しやそれ以上の情報は読まず、製品を購入するでしょう。

もっとたくさんの情報を求める潜在顧客は、広告内の全ての文章を熟読して、製品の品質や魅力を十分に理解して、納得した上で購入するでしょう。
「忙しくて怠慢な」潜在顧客でも全体の内容を熟読せずとも、何がベネフィットであるかを伝えられるようなフォーマットにすることです。

 

伝説のマーケター オグルヴィが世界のマーケターに伝えたいこと

オグリヴィは著書「Ogilvy on Advertising」でこういってます。

「素晴らしい多くの製品のマーケティングをしてきた経験から言えること。
それは、短いコピーよりも長いコピーのほうが、間違いなく製品が売れるということ。
長いコピーのある広告は、何が消費者にとってベネフィットであるかを印象付け、納得させることができるからである。
たとえ潜在顧客がそのコピーを読まなかったとしてもあることに意味がある。」

ニューヨーク大学リテイリング(小売経営)前学部長のチャールズ・エドワード教授もこう言っています。

「消費者に伝えたい事実が多いほど、製品は売れる。広告が成功する確率は、消費者に商品の適切な情報を伝えた量と比例する。」

John Caples氏は、彼の著書「Tested Advertising Methods」でこう言っています。

ダイレクト・セールスに関わる広告主は、長いコピーを使った広告で結果を出している。
少ない単語やスローガンで構成される簡潔でリマインド形式のコピーは、製品・サービスに関する説明、そして消費者に提供するベネフィットを含んだ長いコピーと同じであるはずがないからである。」

もっとたくさんの専門家の引用をご覧になりたかったらこちら
http://www.businessinsider.com/using-the-power-of-three-to-your-marketing-advantage-2013-5

John Caples氏は学ぶことの多いマーケターでもあります。
彼についても今後ご紹介していく予定です。

 

現代のオンラインマーケットでも実証済

昔の知識人の引用ばかりで、それって現代にあてはまるのか?そう思っていませんか。
しかし、現代の有名マーケターは、100年以上前のクロード・ホプキンス氏の著書から広告の「超基本」を学んでいます。
過去の知識人の知恵を学ぶことはこれまでになく重要なことになってきています。

長いコピーが短いコピーよりも売れるという意実が、オンラインマーケティングでも実証され始めています。
Marketing Experiments社は、クライアント向けのテストを行い、長いコピーがウェブサイトのコンバージョン率を上げていることを実証しました。
全てのテストが、長いコピーがより優れた結果を出したことを証明したのです。

もっとたくさんの実例を知りたければ、Conversion Rate Experts社のウェブサイトを見てみてください。

彼らがどうやってCrazy Eggのコンバージョン率を363%まで上げることが出来たのか。
なんと、ただホームページのテキスト(文章)を20倍の長さにしたことがその理由です。

 

短いコピーよりも長いコピーが売れる理由

なぜ、短いコピーより長いコピーが売れるのか。
理由はたくさんありますが、7つに絞ってリストを作りました。

1、    消費者に、ベネフィットが何かを伝えることができる。そしてその一方、消費者も製品やサービス、企業について知ることができる。
2、    製品、サービス、企業を知らしめることは、それらの可能性を知らしめるチャンスである
3、    消費者の多くの疑問に答え、解決することができる
4、    多くの情報が欲しい消費者に対して情報を提供し、購買率を高めることができる
5、    多くのの情報を提供することは、消費者が安心して快適に製品を購入、また企業と取引を行うことができる
6、    「忙しく、怠慢」な消費者にも重要な情報な何であるかを提供することができる (良いレイアウトがされていることが条件であるが)
7、    重要なキーワードを含んだキャッチコピーはオーガニックサーチエンジンの検索率を高めることができる

広告の中で、文章情報がいかに重要であるか、ご納得いただけましたでしょうか?

世界の潜在顧客のなぜ?に答える、そして心をぐっとつかむキャッチコピーを発信しましょう。

 

引用元:
Business Insider
Why Short Advertising Copy Does NOT Sell More
http://www.businessinsider.com/if-you-think-short-copy-sells-more-think-again-2013-5#ixzz3Kj2xDCpn

 

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効果的なアートワークで、結果を出す広告を作る!

ただ目立つだけのアートワークは三日で飽きる!CTA に誘い込むアートワークの極意

 

広告の神様、デイヴィット・オグルヴィが称賛するクロード・ホプキンス氏著 『Scientific Advertising』 ダイジェスト版。

第九章のテーマは「CTA(Call to Action)につなげるげるためのアートワークの効果」についてです。

 

ホプキンス氏がこの本を執筆した当時、文字だけの広告は珍しくありませんでした。
そのような時代に、ホプキンスは既に、広告でアートワーク(図や絵、写真)を最も効率的に使うための鉄則をすでに提案しています。

 

アートワークの目的をハッキリさせる

アートワークは高価な物。というのも、アートワークのデザイン発注にお金が掛かるというのみならず、スペースをとります。
広告を配信するための費用は、広告そのものの制作費より高いため、スペースは実に貴重な資源。

その資源を使用するためには、しっかり目的を果たす効果的なアートワークを掲載しなくてはもったいないですよね。
つまり、潜在顧客の意思決定を助け、行動を促すための情報となりえるアートワークです。

特にアートワークは、文字より場所をとります。
つまり、同じスペースに文字情報を掲載するよりも効果的に説明できる場合に効果を発揮します。

もちろん、どんな情報や言葉が効果的か、簡単に一般論を導きだすことができないように、どのアートワークが有効か知るための簡単な一般論はありません。
見出しや広告内の文章と同じように、テストを行って、その商品にとって何が効果的なアートワークであるかを導きだす必要があります。

 

受け狙いに走るべからず

過激な絵で注目をあつめても、実際に顧客を説得できなければ、意味はありません。
奇抜な服を着たセールスマンのようなものです。
はじめは思わず目で追ってしまっても、そのセールスマンの情報を信頼して、購入したいという行動までは結びつかないのではないでしょうか?

面白いから、注目を浴びるから、良い飾りになるから、といった理由でのアートワークでは、スペースを有効活用しているとは言えません。

広告で一番大切なのは見出し。
アートワークを使い、見出しのメッセージをサポートしたり裏付けたりすることができれば、アートワークを最大限に活用できているといえるでしょう。
潜在顧客が意思決定を行う役に立つ情報を掲載するという原則は、文字でもアートワークでも共通の鉄則です。

貴社の大切なサービスや商品を海外でアピールするためには、この鉄則にプラスして、展開先のネイティブにとって、効果的なアプローチであることが重要となります。

日本で効果があった広告であったとしても、海外でも同じ効果があるとは限りません。
貴社のサービス、商品のグローバル展開をお考えでしたら、弊社までお気軽にご相談ください。

第九章のマインドマップ

Scientific_Advertising_Ch9

マインドマップをご存知 ですか?

イギリスの著述家、Tony Buzan(トニー・ブザン)が提唱した思考・発想法の一つです。
頭の中で起こっていることを視覚化し、思考を整理し、発想を豊かにします。
マインドマップを描くことで、記憶力が高まる効果も得ることができます。
今回のシリーズでは全章に僕が描いたマインドマップを掲載します。

ただ、このBlogを読むだけでなく、クラウド・ホプキンス氏のバイブルを、僕のマインドマップを参考に、
ご自身の中で視覚化し、想像し、連想しながら展開していってみて下さい。

そうすることで、今回の学びを実際の生活や仕事に活用できるようになります。

それでは次は第十章で!